「地球にやさしいカード」をお持ちの皆さまには、いつも、ご支援、ご協力いただき有り難うございます。
21世紀の人類が直面する最も深刻な問題の一つに地球温暖化があります。同問題は一部の先進国だけでいくら努力しても防げるものではありません。国際社会の共同した対応が求められます。そこで、昨年12月に地球温暖化防止のための新たな枠組みづくりに向け、国連の気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)がデンマーク・コペンハーゲンで開催されました。一定の成果を得たものの、残念ながら京都議定書に代わる新たな議定書の採択に至りませんでした。地球温暖化対策の交渉は、ともすれば「先進国」対「途上国」という図式になりがちです。お互いの非難や中傷は解決につながりません。交渉が長引けば長引くほど、地球温暖化が進行し、私たちが受ける被害は増大していきます。
また、地球温暖化対策では、各国政府の努力はもちろん重要ですが、私たち一人一人が温室効果ガスの排出量を減らすため自ら努力することも必要です。「生活を豊かにすること」と「地球温暖化を防止すること」を目的に、大量消費社会を反省し、省エネルギーの促進、商品のリサイクル活用、化石燃料使用の削減、太陽光発電や風力発電など自然エネルギーの活用促進、そして森林の再生と生物多様性の確保など、人間の知恵と責任で解決の糸口を見つけなければなりません。私たちはもう一刻の猶予もないことを明確に認識すべきではないでしょうか。
このように地球的規模での環境分野の課題が注目される中、「地球にやさしいカード」による助成団体は、「地球温暖化の抑制」などをテーマとする14団体で、関心を集めている環境問題のほぼ全域にわたっております。その成果は、地球にやさしいカード活動報告書のほか、環境諸問題研究・活動報告書、研究・活動報告会「地球の緑をまもるために」などでも発表・報告されております通り、少しずつではありますが着実に進展しております。次の時代を担う産業は環境分野であると言われているように、今後同分野において果たすべき役割は、さらに一層増していくことは間違いありません。当助成事業の研究・活動に対し、皆さまの更なるご支援、ご協力くださいますよう宜しくお願いいたします。 |

2010年4月
財団法人 緑の地球防衛基金
会長 大石 正光(おおいし まさみつ)
1945年生まれ 宮城県出身
参議院議員(比例代表)
参議院財政金融委員長
立教大学文学部史学科卒業、米国ウィットワース大学政治学科卒業、衆議院議員当選5回、参議院議員当選1回、衆参環境委員長、参議院国家基本政策委員長、同予算委員長等を歴任 |
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