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現在位置 : ホーム > お客様サポート > コラム > 2009年4月号「外反母趾も怖くない 足にやさしい靴選びで、快適新生活スタート!」

コラム


My Health 2009年4月号 外反母趾も怖くない 足にやさしい靴選びで、快適新生活スタート!
4月は、はじまりの季節。転勤や進学などで新生活がスタートした人はもちろん、そうでなくても、気分一新して身の周りのものを新調したくなるものです。そこで侮れないのが靴選び。見た目のおしゃれさについ気を取られがちですが、合わない靴は、外反母趾をはじめとするさまざまな足のトラブル、頭痛や腰痛などの副次的トラブルの原因になる恐れが・・・。そこで今回は足にやさしい靴選びをご紹介しましょう。
My Health Vol.36 外反母趾も怖くない 足にやさしい靴選びで、快適新生活スタート!
 
足の形もいろいろ。あなたは何型?
手の指は中指が一番長く、次に薬指、人差し指の順というのが一般的とされていますが、足の指の場合、タイプは大きく3つに分けられます。型によって靴選びのポイントも異なります。さて、あなたの足は何型ですか?
エジプト型の足に合う爪先のデザイン
【エジプト型】
親指が一番長く、小指までだんだんと短くなっていくタイプ。
日本人に多く、外反母趾になりやすい。

エジプト型の靴選びのポイント
親指が一番長いため、靴の先も親指に余裕をもたせながら、足先の形に合わせて斜めに作られたもので、「オブリークトウ」と呼ばれる形状の靴がおすすめです。
ギリシャ型の足に合う爪先のデザイン
【ギリシャ型】
人差し指が親指より長く、小指までだんだんと短くなっていくタイプ。
指が曲がりやすくハンマートウになりやすい。

ギリシャ型の靴選びのポイント
人差し指が圧迫されないように先が丸く、指先に余裕をもたせたタイプで、「ラウンドトウ」と呼ばれる形状の靴がおすすめです。
スクエア型の足に合う爪先のデザイン
【スクエア型】
足の指すべてがほぼ同じ長さで、指先全体が四角に近いタイプ。
「下駄足」ともよばれ、タコやウオノメになりやすい。

スクエア型の靴選びのポイント
横幅の広い足のため、親指や小指にタコを作りやすいので、先が横に広く指の動きに余裕がもてるように作られたもので、「スクエアトウ」と呼ばれる形状の靴がおすすめです。
足にやさしい靴選びの5つのポイント

足の骨格は、内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチの3つのアーチ構造を形成しています。このアーチ構造が、歩くときの衝撃を吸収したり、蹴り返し動作の際に力を出し易くするといった重要な役割を担っているのです。アーチがつぶれると、足裏の本来体重がかかるべきでない部位に負荷がかかってウオノメやタコができたり、つま先の横幅が広がって開帳足や外反母趾を引き起こしたりするのです。
つまり、足にやさしい靴を選ぶには、これらのアーチ構造を保護するようなものを選ぶのが重要となります。それには、本来長さや周径、幅、土踏まずの位置といったデータが必要。しかし、普段靴を買うとき目安になるのは、通常表記されている長さと周径(E、EEなどで表記)しかありません。そこで次のようなポイントに注意しながら、実際に履いて確認していきましょう。
また、靴選びは足がむくんでくる夕方に行い、確認時はできるだけ3〜5分間は履いたまま、座る・立つ・歩くという動作を繰り返すことも大切です。

足にやさしい靴選びの5つのポイント

足にやさしい靴選びの5つのポイント
1.土踏まず部分がフィットしている
親指が一番長いため、靴の先も親指に余裕をもたせながら、足先の形に合わせて斜めに作られたもので、「オブリークトウ」と呼ばれる形状の靴がおすすめです。
2.歩いたときにかかとが上下しない
足のかかとのカーブと、靴のかかとのカーブが合っていないと、靴ずれを起こしたり、靴が脱げやすくなります。歩いたとき、かかとが靴の中で上下しないかどうかチェックしましょう。
3.靴のサイズは横幅も念入りにチェック
履いてみて横幅が狭いと感じたり、甲や小指が圧迫されていると感じたらその時点でNG。履いたとき、靴の最も幅広い部分と、足囲(親指と小指の付け根にある骨の部分をぐるりと囲ったサイズ)が一致しているか確認しましょう。左右でサイズが異なる人は、大きい方の足で合わせること。足の形にあわせてサイズを微調整できるひもやベルトの付いた靴がよりおすすめです。
4.指が自由に動かせ、圧迫感がないこと
かかとをぴったりつけたとき、靴の中でつま先に10mmほどのゆとり(捨て寸)があるものを選びましょう。捨て寸が小さすぎると、指先が常に圧迫され外反母趾や巻き爪の原因になりますし、逆に大きすぎると歩きにくくなります。また、このとき親指の爪が上から圧迫されないかどうかもチェックしましょう。あたっていると歩いているうちに痛くなります。
5.トップラインがフィットしているか
トップラインというのは、靴の履き口のこと。トップラインにすき間や食い込みがないか、外くるぶしに当たっていないかどうかチェックしましょう。ちなみに、靴を脱いだときに足に靴のラインが残るのは、トップラインが足に食い込んでいる証拠です。
仕事や性別、年齢など、状況にあわせた靴選びを!
仕事の内容や、年齢、性別を考えた靴選びはとても大切なこと。状況に合わせ、より適した靴を選ぶよう心がけましょう。
営業などで一日中外を歩き回る人
1日中歩き回ると、かかとや土踏まず部分のアーチ(内側縦アーチ)を支えるじん帯に相当の負荷が加わります。負荷が蓄積するとアーチを保持することができなくなり、アーチがつぶれた状態いわゆる扁平足になったり、膝や腰への負担が増大してしまう恐れが。そこで、アーチを支え、足への負荷を軽減するインソールの入った靴を選ぶようにしましょう。靴底に衝撃を吸収する素材を使用したものもおすすめです。また、軽量なものの方が疲れにくくよりベター。
立ち仕事をしている人
歩き回る場合と同様に、アーチ構造をサポートする働きをもつ靴が良いでしょう。ただし、立ち仕事だけど歩き回ることはないのであれば、必ずしも靴底が衝撃を吸収する素材であったり軽量である必要はありません。女性なら体重を支える靴の中底の面積が大きく、ローヒールであることがおすすめです。
デスクワーク中心の人
足にかかる負担が少ないので好みの靴でOK。とはいえなるべく足を締め付けない楽な靴が望ましいでしょう。
仕事や性別、年齢など、状況にあわせた靴選びを!
ハイヒールを履くとき
足に負担がかかりやすいため、ハイヒールはなるべく避けたいもの。しかし、身だしなみとして履く必要がある場合は、足先への負担ができるだけ少ないものを選びましょう。足囲がぴったり合っている、指先が自由に動く、かかとが太めで足首が安定しているなどがポイント。また、ヒールが高いほど足への負担は大きくなるので、5cm程度に抑えるよう心がけましょう。
高齢者は転倒しにくい靴を
高齢になると筋力が衰え、わずかな段差につまずくなど転倒しやすくなります。高齢者の転倒は寝たきりにつながりやすく、転倒しない靴選びが健康のポイントに。つま先はつまずきにくいようにやや上方にそっているもの、簡単にぬげないものを選びましょう。
合わない靴が招く、足のトラブル
合わない靴が招く、足のトラブル

放っておくと怖い外反母趾
合わない靴が招くトラブルの筆頭に挙げられる外反母趾は、足の親指が圧迫されて小指側に変形し、「くの字」になる状態をいいます。
骨格の先天的特徴、遺伝的要素、生活環境や歩き方の癖などさまざまな原因が考えられますが、合わない靴による足への負担が二次的な原因となっている例も少なくありません。
とくに足の筋力が弱い女性は、足の横アーチを形成しているじん帯が緩みやすく、歩行による衝撃を吸収できなくなると同時に足の横幅が広がってしまいます。その結果つま先部分が靴により締めつけられて外反母趾を生じてしまうのです。したがって、ハイヒールや先の細いデザインの靴を履くことでより一層、外反母趾を引き起こす可能性が高くなります。
外反母趾は症状が進むと、やがて普通の靴でも違和感を生じ、歩くだけで痛みがでるようになります。そして足首や膝の痛み、下肢全体の疲れやすさ等の症状がおき、やがて腰痛、肩こり、頭痛などを引き起こす可能性が。さらにひどくなると慢性の疼痛がストレスとなり、自律神経にも影響がおよび、さまざまな精神障害や胃腸などの内臓機能の低下にまでつながってしまう恐れがあるのです。

そのほかのトラブル
ほかにも合わない靴はさまざまなトラブルを引き起こします。靴ずれやマメ、ウオノメ、タコ、爪の変形、ハンマートウ、中足骨骨頭部痛、内反小趾、外反扁平足などがその代表例。こうした痛みや障害も、ふだんの歩き方や姿勢を不自然にさせ、結果的に膝関節や股関節、腰の痛みなどを引き起こすこととなるのです。

足にやさしい靴選びは健康への近道。自分の足を知り、足に合った靴を履くよう心がけましょう。身体を支える土台である足に生じたトラブルは、身体全体に影響を及ぼす可能性が・・・。「おかしいな」と思ったら、たとえ変形の症状がなくても早めに専門医へ相談しましょう。


● 監 修 ● 医療法人慶裕会 吉野整形外科院長 吉野 匠 先生
日本整形外科学会認定専門医。順天堂大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部整形外科学教室入局。慶応義塾大学病院、佐野厚生総合病院、浜松リハビリテーションセンター、済生会神奈川県病院勤務などを経て、2003年吉野整形外科開院。2005年には医療法人慶裕会設立、理事長を務める。日本整形外科学会認定整形外科専門医、スポーツ医、リハビリテーション医、日本リウマチ学会認定リウマチ専門医などの資格をもち、特に足の外科を専門として、外反母趾をはじめ多くの足部疾患の手術療法にも力を注いでいる。
吉野整形外科HP:http://www.yoshino-seikei.jp/
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